投資ブームの中で人気の高配当株投資。
今回は、
まとまった余裕資金がある方
不労所得を得たい方
高配当株投資について知りたい方
の為に、2年前に貯金から株式投資をはじめ、実績が出た僕の経験を公開します。
今後の情勢次第でどうなるかは分かりませんし、必ず増えるとは言いにくいですが、学んでポイントを押さえ良いる事が出来れば良い資産運用になると思います。
根気強く高配当株投資を継続していける様、レポートしていきます。
高配当株投資とは?
高配当株投資とは、配当の高い株(高配当株)を買って配当をもらう投資です。
配当とは、会社が事業で得た利益の一部を、出資してくれた株主に還元することをいいます。
なぜ高配当な会社があるのか?
それは、株主を集め資金を調達する為です。
・業績が伸びたので株主に還元したいと発表
・安定した業績なので配当を下げず、連続増配を発表
という様にして、株主を集め資金を調達します。
高配当株は、指標のひとつに株価に対する配当額の割合=配当利回り があります。
例えば、株価が1000円で、配当が30円であれば、配当利回りは3%です。
この配当利回りは、高配当株は3〜4%が相場と言われていますので、5%を超える企業はなるべく選ばないようにしましょう。
様々な業種に分散して高配当株をもつと、毎年働かなくても4%程の不労所得が入金されます。
これがとても魅力的で、人気が高まっています。
高配当株投資のメリット
・リスクが低い
通常株式投資といえば、企業の業績、成長性、収益性などを分析して未来を予測し投資するものです。
上がるか下がるかは誰にも分からず、それなりのリスクもある投資になります。
高配当株投資は、安定した成熟企業の安定した配当を目的にする投資法です。
リスクの順位を表すと、
インデックス投資(長期)<高配当株投資(長期)<株式投資(長期・短期)<FX(短期)
となり、長期で配当だけを目的として投資しますので、リスクは比較的抑えられます。
もちろん株価が上がればその分利益も得られます。
・安定した収入が得られる
配当が安定して得られるようになれば、心の余裕が出来ます。
つみたてNISAに含み損が出ていても、「損してるから売ってしまおう!」とならず、心に余裕がある分コツコツ積み立て続けることが出来ます。
高配当株投資のリスクとデメリット
一見いい様にしか見えない高配当株投資ですが、注意点、デメリットもあります。
・個別株なので業績が株価に直結する
ローリスクで市場全体に投資ができるインデックス投資と違い、投資した企業にもしもの不祥事や不測の事態が起きた場合、株価が大きく下落する可能性があります。
・減配の可能性
業績が悪化しても配当があるから、、と思っていても、必ずある訳ではありません。
業績によって配当がなくなる事もあります。
・見た目だけの高配当
株式の購入前に選んでいる際、既に業績と株価が下がっているのに、減配が発表されていない場合高配当に見える事があります。
例えば、株価が1000円、配当が20円、配当利回りが2%の会社の株価が半分の500円になっていたとします。
減配が発表されていないので、配当利回りは4%に見えています。
この場合、投資した後に減配が発表され、株価も下がり配当も出ないという事にもなりかねません。
・株価の大幅上昇が見込めない
安定した業績だから配当が出せるという事は、裏を返せば業績が飛躍的に伸び株価が何十倍になる様な爆発力は無いという事です。
この様な事から、銘柄選びが非常に大切になります。
高配当株の銘柄の選び方
気になる銘柄選定の方法は、
・収益性
・安定性
・安全性
・成長性
・財務が優良か?
この点を見極め、選ぶことが大切です。
詳細については、また別途まとめてみたいと思います。
実績大公開
では、昨年の実績を公開いたします。
※表記は全て税引き前の金額です。
2022年実績
当初の貯蓄+毎月の余裕資金を運用に回しました。
配当15万
配当は、7社程に分散した日本株の配当です。配当利回り実績は3.75%でした。
譲渡益25万
譲渡益は、初めて買った株式5社中4社を売却して得たものです。
初心者あるあるで、高配当な事だけに着目し業績や今後の展望を調べずに投資し、学ぶにつれて危険性を感じ運よく上がっていたタイミングで売却しました。
現在でいえば、海運業界の配当利回りは 17%と驚異の数値を叩き出していますが、長くは続かずどこかで減配、株価の下落が予想されています。
そうなると、売るにも売れず含み損を抱えた株を持ち続ける事になります。
経験したから言えることですが、この様な株はおススメしません。
含み益65万
その後持ち続けた会社と新たに投資した会社が、共に増配を発表し株価が急上昇し運よく含み益が出ています。
売却すると20%の税金がかかりますし、配当の出る企業の株式なので引き続き保有しておく事にしました。
結果、昨年不労所得として得られたのは配当と譲渡益から約20%の税金が引かれ、約32万円が口座に振り込まれました。
2023年見込み
配当19万
譲渡益0万
含み益?万
配当金も更に株式の購入に回している事、毎月の余裕資金からの投資も継続していますので、配当は増額の見込みです。
現時点で株式の売却予定はありませんので、今年の譲渡益はありません。
含み益は、今後の情勢によってどうなるか分かりませんが、増えてくれると良いなと思っています。
もし減ってしまっても、長期の保有をしていこうと思います。
まとめ
まだまだ株時期投資を始めて2年ですし、今後何が起こるかは分かりません。
高配当株投資は含み益が見込める投資法ではないので、昨年は運が良かっただけかもしれません。
ただ、あの当時のまま学ぶことも何もせず貯金するだけではなくて良かったなと思っています。
まとまった貯蓄をつくる間に、高配当株投資を学ぶ。
今は10万円程度でも株式の購入は可能です。
はじめはこのぐらいの金額から初めて、徐々に増やしていく。
仮に2500万円まで資産運用に回せれば、4%の年間配当は100万円になります。
学ぶ事や自分での選定が億劫な方は、金融機関の投資信託を選ぶ方が多いですが、その分手数料を取られるので資産は増えにくいです。
学びや経験は武器になります。
ぜひ高配当株投資にチャレンジしてみて下さい。
オススメ書籍
コメント