【積立NISA】楽天証券で月1万円の積立が1500万円になる⁉シュミレーションを徹底解説!

つみたてNISA

貯蓄から投資へと言われ話題になっているつみたてNISA。

つみたてNISAを始めて1年半が経過する中で、学べば学ぶ程将来に備えてやっておいた方が良いと心から思います。

今回は、貯金、保険、投資(NISA)のメリット、デメリットについて一通りの説明をして解説していきます。

まだ始めていない方の第一歩のお手伝いになれれば幸いです。

まず、「お金のプロに頼ってはいけない理由」

についてです。

自分で学んで始める事が、とても大切なのです。

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この記事を書いた人
しげまる

30代共働き会社員。
毎月5万円の貯蓄を10年以上継続するという、節約・貯蓄マニア。

私のブログでは、
・コツコツ貯めた貯金を1年半で2倍に増やした節約・投資のおはなし
・新しい収入源”不労所得”の作り方
・将来のお金の不安を解消する資産形成の具体的な方法
を執筆しています。

\こんな人にぜひ読んで欲しい!/
〇家族や子供にお金の心配をさせたくない
〇今はまだ現役だけど、定年後収入が無くなった時の事が不安
〇頑張ってお金を貯めたけど、運用するのが怖い

\オススメできない人/
●投資ですぐに増やしたい、儲けたい
●稼げる方法を知りたい
●今使えるお金を手っ取り早く作りたい

節約とお金の勉強が好きな私にどうぞお付き合いください。

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お金のプロに頼ってはいけない?

銀行員、郵便局員、FP、不動産会社、証券マンなど、、

お金のプロだと思う人は身近なところに沢山います。

金融教育を受けていない私たち日本人は、このような「お金のプロ」の言う事を信じてしまいます。

実は、これがダメなんです。

なぜダメなのでしょうか?

それは、殆どの場合、商品を売る事で利益をあげる人だからです。

洋服の販売員でさえ、ノルマがあるから「お似合いです」なんて嘘?をつく事もあります。

金融商品の場合、必ず儲かるか?は不確定だけど手数料で儲けられる仕組みになっています。

不動産投資もそうです。

不動産の営業マンは自分で不動産投資をしません。

空室、修繕、事故物件などのリスクをとってまで投資するより、件数販売した方が手数料だけで収入が良いからです。

リスクをとるのはお客さんだけなんです。

それが例え友人や家族でも、商品を売る事で利益をあげる人、ノルマがある人だった場合は気をつけてください。

NISAってなに?

NISAとは、「少額投資非課税制度」のことです。

イギリスのISA(Individual Savings Account)を参考に導入され、NIPPONの頭文字「N」をとってNISAと名付けられました。

NISAは、通常株での利益にかかる約20%の税金を非課税にしてくれる、国の優遇税制です。

増税ばかりの世の中なのに、非課税の制度を使わないなんて損ですよね。

なぜ注目されているのか?

とはいえ、投資にはリスクがつきものです。

国の優遇税制だとはいえ、なぜこんなにも注目されているのでしょう?

それは、ローリスクローリターンで長期で運用さえすれば、複利効果で高確立で資産が雪だるま式に増えるつみたて投資の、利益に税金をかけないという神がかった制度だからです。

日本には、増税、インフレ、少子高齢化、年金不足問題など、様々な未解決課題があります。

その解決策として打ち出された、日本の一般所得層の家計の底上げを狙った優遇税制なのです。

分かりやすく例えると、「自分年金」です

国は、自分の資産を自分で作ってくれるなら税金かからないようにします!って言っている様なものなのです。

つみたて投資は勝率が高いのか?

投資に絶対はないが、勝率の高い投資は存在します。

それが、特定の指数に連動する「インデックス」(いうなれば経済成長全体のイメージ)に、「ドルコスト平均法」「長期分散積み立て投資」とも呼ばれるつみたて投資をする。

これが王道で鉄則です。

つみたて投資は勝率が高いのです。 

ただし、20年以上の長期が前提です。

上がっても下がっても積み立てる事で市場平均で購入でき、ローリスクローリターンで運用が可能です。

早く始めるほど、若い方ほど複利の効果が得られるので有利になります。

また、経済全体の市場平均成長率は4〜7%が相場です。

投資額が増えたり減ったりしながら長期の平均で4〜7%で増えていくのが過去どの時代を振り返っても立証されています。

現在のNISAと新NISA

現在のNISA概要

では、現在のNISAの説明です。

現在のNISAは3つの種類に分けられています。

<一般NISA>

年間120万円上限、5年間非課税、計600万円上限

<つみたてNISA>

年間40万円上限、20年間非課税、計800万円上限

(例:枠の上限毎月3.3万円の積み立て投資を20年続けると、年利3%運用で1083万円、年利5%運用で1356万円。)

<ジュニアNISA>未成年のための「少額投資非課税制度」。2023年で廃止。

※一般NISAと積み立てNSIAはどちらかしかできない

※売却しても非課税枠が復活しない為売却しない前提での投資が望ましい

そのままでも十分優秀だったのですが、2024年に始まる新NISAで神改正といわれる改正が3つあります。

•改正①生涯投資可能な非課税上限額1800万円に。 800万→1800万まで投資枠が増額。元本増=利益増になる。

•改正②年間投資可能上限額360万円に。 120万円→360万円まで増額。早ければ早い程複利効果が期待できる

•改正③非課税期間が永久に。 20年→永久。若ければ若い程複利効果を享受できる

資産運用で資産を増やせる可能性がぐっと上がりました。

※18歳以上からしか口座を作れません

新NISA概要

では、新NISAの説明です。

新NISAは2つの種類になりました。

<積み立て投資枠>

年上限が120万円に。(上限40万円が3倍に。)

生涯投資可能な非課税上限額1800万円に、非課税期間が永久に。

今までの枠が800万円で最長でも20年しか出来ませんでしたが、金額も期間も伸びたので余裕がある方は早期に枠を埋める事も出来ますし、定額でコツコツ積み立てても長期で複利効果を享受できます。

<成長投資枠>

年上限240万円(積み立て投資枠とは別)

生涯投資可能な非課税上限額1200万円(積み立て、成長枠合わせて1800万円が上限)

基本はコツコツ積み立て投資で資産を増やす事が鉄則ですので、今回は成長投資枠の説明は割愛します。

慣れて来た方、年120万円以上の余裕が出来た方はやる価値ありです。

つみたてNISAの実際の効果は?

例で、毎月1万円を40年間コツコツつみたてて、老後資金をつくっていくとします。

運用利率は3%と仮定しシュミレーションしてみましょう。

(楽天証券 積み立て簡単シュミレーションより)

いかがでしょうか?

投資元本は年12万円を40年で480万円。

なのに総額は926万円になっています。

複利とは、投資元本+利益にまた利益が乗ってくる、人類最大の発明といわれています。

また、運用利率が5%だった場合は、同じ条件でも総額が1500万円を超えます。

積立金額の増額が出来れば、増える資産はより大きくなります。

つみたてNISAでえらぶ投資先は?証券会社は?

おススメの投資先は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス」。

ポイントは手数料率が低く、経済成長が見込め、リスクが分散されている事。

銀行や郵便局、証券会社の窓口では、手数料が高い商品をおススメされますのでやめておきましょう。

おススメの証券会社は、楽天証券 or SBI証券 です。

いずれも窓口の無いネット証券で、インターネットから口座開設が可能です。

つみたてNISAの注意点、デメリット

良い事ばかり言ってきましたが、注意しなければならない事もあります。

注意点やデメリットも理解しておく事も大切です。

•投資は生活防衛資金(半年~1年間の生活費)以上の余剰資金での運用が望ましい

積み立て投資は少額からでも可能ですが、無理のない範囲内で行いましょう。

必要な資金を無理して投資をする事は非常に危険です。

余裕ができて来たら、増額していきましょう。

•株価の増減があっても途中でやめない

やめたら複利効果が得られません。ほったらかして見ないぐらいでも良いです。

•投資は自己責任

つみたてNISA、長期投資といえど、投資は投資です。

過去のどの時代を見ても、アメリカ経済はどの20年を切り取っても経済成長している実績はありますが、今後予測不能な事が起こらないとは言えません。

米国株式への投資は数々の有識者が推奨してはいますが、自分でも調べて自分で選ぶ事も大切です。

つみたて保険のメリット、デメリット

次は、つみたて型の保険商品についてです。

みなさん、毎月数万円程支払って、積み立てと生命保険がセットになっている商品、加入していませんか?

僕自身、親から進められたり、保険営業マンからの説明会を会社で受けたり、知人から紹介されたりして興味を持って、実際加入経験もあります。

多くの方が加入されていると思いますし、中にはドル建てで積み立てている人もいます。

万が一の事があれば保険金もおりるし、貯蓄が苦手でも自動で出来るし、満期になったら全額以上返ってくる(可能性がある)。

営業の方もいい人で、分からない事は丁寧に親身になって説明してくれる。

これはメリットですね。

では、デメリットは何でしょう?

殆どの場合、10年以内に解約すると、元本割れが大きく発生すると思います。

また、みなさんは掛け捨ての生命保険額はご存知でしょうか? 

30歳男性健康体、喫煙歴無し、補償額1,000万円の場合、月々1,500円程度です。

それ以上の額は、貯蓄ではなく、実は保険会社が株式投資で運用しています。

そして、満期で返ってくる金額のシュミレーションを確認してみてください。加入時の説明資料にあると思います。

月々の支払い金額と積み立て年月を、つみたてNISAでシュミレーションした場合との差額はどうでしょう?

おそらく、大きな差があると思います。

でも、自分で調べてリスクのあるつみたてNISAをするより、多くの人が加入している積み立て保険に、手数料を支払ってでも保険会社に任せられる方が良いといえば良いです。それは個人の判断です。

ただ、知っておいて欲しいのは、積み立て保険がなぜこれだけ売れているのか?おススメされているのか?

それは利益率の高い商品だからです。

貯金のメリット、デメリット

次は、貯金のメリット、デメリットです。

メリットはズバリ、減らない事。

デメリットは、「価値が減る可能性がある事」です。

物価が上がれば、お金の価値は下がります。

昔100万円で買えた物も、130万円に物価が上がってしまえばお金の価値が下がったと言う事になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

投資は怖いですが、小額でコツコツ積み立てから始めれば怖くありません。

正しく学び、行動できれば未来は変わると思います。

皆さんのつみたてNISAが始まるきっかけになれば幸いです。




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