【税金】種類や税率を分かりやすく解説!知っておくべき税金の話

初心者

2023年4月現在、物価高騰、増税、賃金が上がらない等のお金にまつわる話題をよく耳にします。

特に税制に関しては、ややこしく難しく、避けて通っている人が多い様に思います。

少し調べて勉強すると見えてくる事も多いのですが、始めるまでが億劫で面倒ですよね。。

でも、英語を勉強するのと同じ様に、始めは訳が分からなくても一度分かればこの先ずっと分かる世界で生きていけます。

今回は僕自身の解釈が多いに含まれていますが、現在と今後の税制について簡単に解説したいと思います。

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しげまる

30代共働き会社員。
毎月5万円の貯蓄を10年以上継続するという、節約・貯蓄マニア。

私のブログでは、
・コツコツ貯めた貯金を1年半で2倍に増やした節約・投資のおはなし
・新しい収入源”不労所得”の作り方
・将来のお金の不安を解消する資産形成の具体的な方法
を執筆しています。

\こんな人にぜひ読んで欲しい!/
〇家族や子供にお金の心配をさせたくない
〇今はまだ現役だけど、定年後収入が無くなった時の事が不安
〇頑張ってお金を貯めたけど、運用するのが怖い

\オススメできない人/
●投資ですぐに増やしたい、儲けたい
●稼げる方法を知りたい
●今使えるお金を手っ取り早く作りたい

節約とお金の勉強が好きな私にどうぞお付き合いください。

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税の種類

まずは、皆さんご存知のものも多いと思いますが、税の種類と税率、金額を上げてみました。

・所得税:累進課税といわれ、年収により税率が上がる。計算式を用いて計算する。

収入−経費−控除=課税所得

この課税所得に税率をかけた額を納めます。複雑です。

・健康保険:約10%。企業に所属し天引きで支払っている方の場合、自己負担5%、会社5%と折半になります。

・国民年金:約18%。企業に所属し天引きで支払っている方の場合、自己負担9%、会社9%と折半になります。

・雇用保険:約0.5%。2023年4月より0.6%に引き上げ。

・住民税:約3%。

・消費税:8〜10%。

・酒税:種類によって異なるが、ビールの場合約45%が税金です。

・タバコ税:約53%。

・ガソリン税:約40%。

※ご存じない方も多いと思いますが、ビール、タバコ、ガソリンは価格と税の合計に消費税がかかっています。

信じられますか?(笑)

・入湯税:温泉施設利用料として150円が毎回課税されている。

・自動車税:車、バイク等の所有者に毎年4月に納税通知書が届きます。

・自動車重量税:車検時に2年分、重さによって金額が変わります。

・固定資産税:住宅を取得すると毎年かかります。

・相続税:相続時に課税。3000万+(600万×法定相続人の数)が基礎控除となり、これ以上の額を相続する場合10〜55%の相続税がかかります。

・贈与税:年間110万以上の額、財産を譲り受けた場合、10〜55%の贈与税がかかります。

・法人税:法人の企業活動の所得に課される税金です。

(健康保険や国民年金は税金ではないですが、日本国民である以上払わなければいけないので税金と同義としています。)

改めて見ると、至る所から税金を払わされている事に気付きますね。

そして税率が高いです。

日本政府は税金を確実に集めたい

皆さんお気付きでしょうか?

そうです。知らないうちに払っているものが多いですよね。

納税している認識が無く、何も考えなくても自動的に税金を払ってくれる、集められる仕組みに、日本はなっているのです。

自動で払ってもらえると、取りっぱぐれる事がないですよね。

実際問題として、法人税、相続税、贈与税などは脱税が多く起こっています。

少子高齢化と増税

更に、日本政府は更なる増税を検討しています。

なぜでしょう?

日本の人口グラフ、出生率の減少傾向を見ると、この先納税者が減る事が明らかだからです。

みなさんの負担は大きくなる一方です。

でも使う税金は減りません。

高齢化社会、防衛費、様々な問題があります。

人口が減り続け、日本経済は成長せず、税収が減る。

そこで政府は考えました。

国民のみなさんの為に増税とともに新しい政策を打ち出しています。

資産所得倍増プラン

最近ニュースでよく耳にする様になりました。

増税するけど、国民のみなさんの資産も増やせる制度を準備しましたので納税頑張ってください、というものです。(笑)

この資産所得倍増プランで目玉になっているのが、小額投資非課税制度(NISA)です。

これは、

「貯蓄しているお金を投資に回し運用してくれれば、儲けにかける20.315%の税金を0にします!」

というものです。

日本は国民の金融貯蓄額が多いと言われていますが、

これを企業に投資し企業が成長に繋げる事が出来れば、給与が増え、支出が増え、経済の好循環を促せるという計画です。

NISAはイギリスのISAをお手本にして作られた日本の制度で、有識者はこの制度は本当に素晴らしいと評価しています。

今こそ投資を学び実践するとき

投資については不安、怖い、不確実等の声が多いと思いますので別の記事を用意しておきますが、ここでは長期で運用した場合では高確立で資産の増加が見込めるという前提で進めていきます。

日本国民はこの先増税は免れません。

税金の使い道をどうにかして欲しいといっても、選挙の投票率が低い日本で抜本的に変えられる事はすぐには無いでしょう。

(みなさん投票に行きましょう!)

経済成長、給与の増額が見込みづらい世の中で投資をするという事は、

今の余裕を将来の資産に変える

という事です。

自分の資産は自分で作っていくしかありません。

逆に投資をしないという事は、

現在の浪費を楽しみ、この先の税負担を受け入れ、老後は貯金しかお金が残らない という事です。

ツケが回ってくるという事だと僕は解釈しています。

投資をするか?しないか?究極の選択

投資をするなら、副業、節約、投資の勉強、浪費を減らす、嗜好品を我慢するなど、未来の為に今を少し犠牲にしなければいけません。

でもその価値に値するリターンは高い確立で得られるはずです。

投資をしないなら、今を楽しむ代わりに、将来の不安が残ります。お子さんの世代は更に税負担が大きい事が想像されます。

もちろん貯蓄のみで備えても良いですが、物価がどんどん上がってしまうと現金の価値は下がってしまいます。

税制を知り、みなさんのNISAの一歩になれば嬉しいです。




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